多摩湖
本をうっかり延滞したので大学まで返しに行くついでに一人で多摩湖を散策してきた。
ゼミが終わったりなんだりで外出機会がほぼゼロになってうんざりしていたのでちょうどよかった。
取水棟がレトロでかわいい。ムーミン谷にありそうだ。
着いたのが午後だったのでせっかくなら夕焼けまで待つかと思い車で借りた本を読んだが、思ってた以上に読書がはかどった。本読みたいときに車で適当な公園に行くのはありかもしれない。
日没まで待ったものの大して焼けず。
デジタルではこの構図でしか撮ってないがフィルムでは園内でいろいろ撮ったので現像に出したら改めて載せようと思う。
このあと延長手続きを忘れて別の本(15冊!!!)も延滞したのでまたすぐ大学に行かないといけない。今度はどこに行こう...。
Elliptorhina javanicaの出産
Elliptorhina javanicaのメスが出産しているのをたまたま見つけた。
この種は卵胎生なので、胎内で孵化した幼虫たちが卵鞘にくっついたままわらわらと出てくる。
出てきた幼虫はすぐに歩き出した。
だいたい20匹くらいいるようだ。
生み終わると母親がゼリー状の液体をどばっと出し、幼虫たちはそこにわらわらと集まって啜っていた。
いつもは他の個体と一緒のケースに放置しておくのだが、せっかく隔離できそうな場所で生まれていたのでタッパーに隔離しておいた。
新年早々めでたい。
Princisia vanwaerebekiの脱皮
さっき人類学の映像授業を受けてたら、自宅のPrincisia vanwaerebekiが脱皮しているのをたまたま見つけた。
脱皮直後の個体はよく見るが、ちゃんと脱皮を見たのは初めてかもしれない。
身をよじりながらのそのそと出てくる。
完全に出切った様子。このまま白いままだったらなぁ。
脱皮した個体は真っ黒だけど、だいたいの個体はこんな色をしている。この色もまぁ綺麗ではある。
いわゆるマダガスカルゴキブリの一種だ。
新しいカメラ:XT-3
中古でXT-3を買い、デジタル社会に復帰した。
ペンタックスK1mark2という選択肢もあるにはあったが、増えてきたライカLマウントのレンズを使いたいのでミラーレスがよかったのだ。ペンタ党の仲間に怒られそう。
50mmを使いたいがエルマーはうっかり沈胴させそうで怖いので、ゾルキーについてきたユピテルをしばらく使うことにした。ここ数日試し撮りがてら少し撮り歩いたので、ほとんど撮って出しだけどいくつか貼ります。
まずはうちのねこちゃん。
単焦点をデジタルで使うのが久しぶりすぎて、ぼかすのが楽しい。特にひねりもない写真を量産。
EVFは玉ボケやゴーストの有無や形が撮る前からわかるのでありがたい(?) もうレフ機には戻れない。
修善寺付近のススキ畑。直射日光が入ったけど一瞬だったから平気かな...?
戸田漁港にいたイケメン。
何年か前に初めて単焦点を借りて使ったときのように楽しい。ユピテルは写真部の誰かに売り飛ばす予定だけど、m42のアダプターを買ったらタクマ―とかを付けてまた遊ぼうと思う。
近日中にレポートの締め切りとゼミの発表があって時間ないのにどうでもいいことに時間を使ってしまった...。
おわり
ゾルキー4試し撮り
ちゃんとした店以外で新しいカメラを買うと、試し撮りするまで旅行なんかで使えたものではない。可動品を買ったつもりでもシャッター幕のピンホールや巻き上げの不良など、心配はいろいろある。
こないだebayで買ったゾルキーも、てきとうなフィルムを装填して使ってみた。
手始めに自宅のねこちゃんから。レンジファインダーはシャッター音が小さいのでねこにやさしい。
ゼミのついでに大学で撮影。兼松講堂。
図書館。誰か知らない2人がちょっといい感じにうつった。
東キャンパスの池によくいるアカミミガメ。そろそろ冬眠かな。
国立駅。
国立駅前。なんかすごい汚いゴーストが出た。
一緒についてきたユピテルはどうせすぐ手放すので3半エルマーを付けて使ってみたが、ちゃんと距離計と連動するようで安心した。
遠出したいなぁ。
新しいカメラ:ゾルキー4
ebayで一カ月前くらいに購入した荷物が届いた。
ソ連のライカコピーのゾルキー4(зоркий-4)、ユピテル8付き。
コンタックスコピーのキエフと並んで好きなロシアカメラなので前から欲しかったのだが、Lマウントには既にライカがあるし、何よりハズレを引かないか心配で買っていなかった。
この個体も開封して動作確認していた折、シャッタースピードを変えた際に巻き上げノブが空回りしてシャッター幕と連動しなくなったので早くも「終わったな」と思ったが、後でシャッタースピードダイヤルをいじっていたらごりっという異音がして元に戻った。多分ダイヤルをちゃんと回せていなかったんだろうが、なんというかライカオリジナルの安心感を改めて感じた。
ドイツの敗戦によってライカとコンタックスはソ連(に限らないが)で盛んにコピーされたわけだが、コンタックスがオリジナルからほぼ形を変えずに「キエフ」としてだらだらと1970年代まで作られたのに対して、ライカコピーの方はかなりバリエーションがあることで知られる。
ゾルキー4はその中でも特に売れた代表作なので、いくつかアニバーサリーモデルが作られたらしい。僕が買ったのも1967年のソビエト政権50周年記念の個体だ。1960年代といえば西側では、アサヒペンタックスSPをはじめ日本製の一眼レフが一世を風靡していた頃だと思うが、聖域である東側では露出計もついていない旧式のレンジファインダー機がじゃんじゃん作られていたのだ。もちろん一眼レフのゼニートシリーズ等も並行して作られていたとは思うけど。
返品する予定はなかったし、故障したと思ったのもあって興味本位で途中まで分解してみたところ、左回りのねじがやたら多いうえに右回りのものと混在していてかなりややこしい。また、キエフ・コンタックスと違ってシャッターユニットを修理するためにレンジファインダー含め、軍艦部内の機構を全部取り外さないといけないようで、分解がめんどうくさそうだ。シャッターユニット自体はコンタックスほど複雑ではないだろうが、壊れても自分では何もしないほうがよさそうだと感じた。
ターレットファインダーを付けてみた。体高があってバランスが良いので本家ライカに付けるより栄える。シャッター幕のピンホールがないか心配なので早いうちに試し撮りしてみたい。
本家ライカ(Leica IIIf)との比較。ライカ的には異形の弟みたいな感じだろうか。
関係ないが、だいぶ前にジャンクで買ったこのノーネームキエフをそろそろ直したい。なんとなく気が進まないが、同時期に製造された通常のキエフを買ってシャッターユニットごと臓器移植すれば治るはずだ。いつでも元に戻せるし。
キエフのシャッター幕()
うまく締まらないのでネコチャンの写真でお茶を濁す。
試写篇
アメリカ旅行⑥サンフランシスコ後編
→⑤の続き
オリンパスペンに期限切れの状態で売っていたソラリス(solaris)のフィルムを入れて撮った写真があるので、作例集みたいな感じで載せます。
買ってまでして期限切れを使うのはフィルム使用者の倫理としてはあまり褒められたことではないのだが、サブ機に入れて使うくらいは許されると思う。
期限切れであることとハーフカメラであるオリンパスペンで撮ったことが相まって、いわゆるフィルム的な「エモい」写真になった。ちゃんと(?)フィルムを使っている人からは目の敵にされそうだが、個人的には好きだしデジタルしか使わない人のフィルムへの入り口としても良いと思う。
まぁ実際のフィルムのメリットはこういうレトロっぽい写真よりむしろ、中判ポジとかで安価に解像度の高い写真を撮ることができる点だと思うが。
それにしてもオリンパスペンは便利で良い。画質は悪くなるが12枚撮りのソラリスでも24枚撮ることができたし、レンズシャッターでシャッター音もないからあまり罪悪感もなく人がいるところにカメラを向けることができる(良いのか?)。
わざわざ見てくださってありがとうございます。コメント等お待ちしています。
終わり